天朗気清、画戲鑑賞

三元論を基軸とした論理学探求の旅路へ

余談:英傑たちの人物画像をデッサンからCG調に(進捗メモ:後半部)

※これまでの書画デッサンを更にリアルなCG調に調整中。制作メモとして以下に掲載する。以下の掲載分は一応の完成形であるが、最終的な改修時に微調整を加える可能性がある。
※画像はDALL-Eによる生成後に色調や細部修正等の加筆を加えている。

 

梁山泊第二体制の塞主>

"托塔天王" 晁盖(ちょうがい/cháo gài):済州鄆城県郊外の東渓村の名主で、梁山泊第二体制時の塞主。土地の名士としての落ち着きを表現した。↓

 

<歩兵将校 十七名(前回の続き)>

"云里金刚" 宋万(そうまん/sòng wàn):梁山泊創設メンバーのひとり。常に大局を捉えている穏やかな人物。おかっぱ頭はドラマ版から引用した。↓

 

"摸着天" 杜遷(とせん/dù qiān):梁山泊創設メンバーのひとり。当時の三人の頭領をまとめ上げた知略と思慮の深さを持つ人物。↓

 

"出林龙" 芻淵(すうえん/chú yuān):登雲山の頭領のひとり、鄒潤(すうじゅん/chú rùn)の兄。喧嘩殺法の使い手。山賊らしい山賊。↓

 

"独角龙" 芻潤(すうじゅん/chú rùn):鄒淵(すうえん/chú yuān)の弟。コブの描写がしっくり来なかった為、ティラクのような化粧を入れた。↓

 

"花项虎" 龔旺(きょうおう/gōng wàng):張清(ちょうせい/zhāng qīng)の副将。天然痘の罹患者で、痕を消す為に虎模様の刺青を掘った。↓

 

"中箭虎" 丁得孫(ていとくそん/dīng dé sūn):張清(ちょうせい/zhāng qīng)の副将。天然痘の罹患者であり左目を失明したという改修を行った。↓

 

"没面目" 焦挺(しょうてい/jiāo tǐng):うだつが上がらず辟易していた相撲競技の職業者。功名心が報われない鬱屈とした雰囲気を目線に反映した。↓

 

"石将军" 石勇(せきゆう/shí yǒng):北京大名府の賭博師。明朗で快活、そして直情型の人物。賭博場で喧嘩相手を一発で殴殺した経歴あり。↓

 

梁山泊山寨水軍隊長 8名>

"混江龙" 李俊(りしゅん/lǐ jùn):続編『水滸後伝』の主人公となる英傑。揚子江で私塩(闇塩)の事業を展開していた義侠の人。↓

 

"船伙儿" 張横(ちょうおう/zhāng héng):浔陽江(じんようこう/xún yáng jiāng)で船渡しをしていた張順(ちょうじゅん/zhāng shùn)の兄。↓

 

"浪里白条" 張順(ちょうじゅん/zhāng shùn):張順(ちょうじゅん/zhāng shùn)の弟。縁起の良い魚を釣り上げた逸話を適用し、これを反映した。↓

 

"立地太岁" 阮小二(げんしょうじ/ruǎn xiǎo èr):阮家の次男。明哲で思慮深い様子を反映し、年長者でありながら凛々しい様子を表現した。↓

 

"短命二郎" 阮小五(げんしょうご/ruǎn xiǎo wǔ):阮家の五男。阮小二よりも年下であるが、感情的な性質と細胞劣化の関係を鑑みて老け顔にした。↓

 

"活阎王" 阮小七(げんしょうち/ruǎn xiǎo qī):幼さと軽率さの残る、阮家の七男。甘い感じを残す表情として仕上げた。↓

 

"出洞蛟" 童威(どうい/tóng wēi):李俊(りしゅん/lǐ jùn)と共に私塩事業を展開していた商人で童猛(どうもう/tóng měng)の兄。力も強い。↓

 

"翻江蜃" 童猛(どうもう/tóng měng):童威(どうい/tóng wēi)の弟。何となく彼の方が兄より老け顔のイメージがあるので、これを反映した。↓

 

梁山泊四店情報募集来賓接待長 8名>

"小尉迟" 孫新(そんしん/sūn xīn):孫立(そんりつ/sūn lì)の弟で顧大嫂(こだいそう/gù dà sǎo)の夫。妻ほどではないが義侠の気持ちが強い。↓

 

"母大虫" 顧大嫂(こだいそう/gù dà sǎo):孫新(そんしん/sūn xīn)の妻。親戚の解珍・解宝の救出作戦の陣頭指揮を取った怒涛の女傑だ。↓

 

"菜园子" 張青(ちょうせい/zhāng qīng):孫二娘(そんじじょう/sūn èr niáng)の夫。妻の暴走を制御する役割を持った理性派の人物。↓

 

"母夜叉" 孫二娘(そんじじょう/sūn èr niáng):張青(ちょうせい/zhāng qīng)の妻。"人肉饅頭"の酒店を経営して復讐を果たしていた元武官の孫娘。↓

 

"旱地忽律" 朱貴(しゅき/zhū guì):梁山泊創立メンバーのひとりだが、慎み深くて使命感の強い人物。情報工作員としての役割を貫徹した。↓

 

"鬼脸儿" 杜興(とこう/dù xīng):鬼のような顔をした李応(りおう/lǐ yìng)の家の執事。しかし、内面は柔らかく信頼の置ける人物だ。↓

 

"催命判官" 李立(りりつ/lǐ lì):李俊(りしゅん/lǐ jùn)を心底慕っていた酒店の経営者。彼らは兄弟ではない。痺れ薬を使って窃盗を行っていた。↓

 

"活闪婆" 王定六(おうていろく/wáng dìng liù):天才医師である安道全(あんどうぜん/ān dào quán)の女弟子として改修。鍼灸治療の達人。↓

 

梁山泊情報探索長 1名>

"神行太保" 戴宗(たいそう/dài zōng):言わずと知れた梁山泊屈指の異能才子。特殊な道術を用いて一日最大三百里まで凄まじい速度で走破できた。↓

 

梁山泊軍中機密伝令歩兵隊長 4名>

"铁叫子" 楽和(がくわ/lè hé):孫立(そんりつ/sūn lì)らと同じ登州の仲間。文武両道の爽やか青年。名前の通り、特に音楽の技能に通じていた。↓

 

"鼓上蚤" 時遷(じせん/shí qiān):存在感を消して動き回る事が出来た泥棒。梁山泊に加わった後は間諜として唯一無二の存在感を示した。↓

 

"金毛犬" 段景住(だんけいじゅう/duàn jǐng zhù):契丹まで馬泥棒に繰り出す行動力の持ち主。彼自身が二度、馬泥棒の憂き目に遭っている。↓

 

"白日鼠" 白勝(はくしょう/bái shèng):晁盖(ちょうがい/cháo gài)らの生辰綱強奪計画の成功に欠かせなかった人物。凡人になりきる才能あり。↓

 

<司令部護衛騎兵驍将 2名>

"小温侯" 呂方(りょほう/lǚ fāng):呂布に憧れて方天戟の使い手となった元商人。賊の頭領になった後、郭盛(かくせい/guō shèng)と激突した。↓

 

"赛仁贵" 郭盛(かくせい/guō shèng):郭盛(かくせい/guō shèng)と同じ方天戟の使い手。腕比べをする為に呂方と激戦を繰り広げた。↓

 

<司令部護衛歩兵驍将 2名>

"毛头星" 孔明(こうめい/kǒng míng):青州人、孔亮(こうりょう/kǒng liàng)の兄。宋江(そうこう/sòng jiāng)を慕って梁山泊に合流した。↓

 

"独火星" 孔亮(こうりょう/kǒng liàng):孔明(こうめい/kǒng míng)の弟。宋江のもとで兄と共に武芸の基礎を叩き込まれた。↓

 

梁山泊刑罰執行管理人 2名>

"铁臂膊" 蔡福(さいふく/cài fú):北京大名府の処刑人兼牢獄管理人。原作では蔡慶(さいけい/cài qìng)の兄。私は彼を兄ではなく祖父と改修した。↓

 

"一枝花" 蔡京(さいけい/cài jīng):蔡福(さいふく/cài fú)の孫娘として改修。血が通っていないような真っ白な肌。処刑人の不気味さを反映した。↓

 

<三軍内検察管理騎兵隊長 2名>

"矮脚虎" 王英(おうえい/wáng yīng):清風山の山賊頭領のひとり。小柄で女好き。扈三娘(こさんじょう/hù sān niáng)の夫になった。↓

 

"一丈青" 扈三娘(こさんじょう/hù sān niáng):扈家の令嬢で武芸にも長けている女傑。後に宋江と兄妹の契りを交わし、王英の夫となった。↓

 

梁山泊軍事共同参議長 1名>

"神机军师" 朱武(しゅぶ/zhū wǔ):陳達、楊春と共に少華山の山賊頭領のひとり。明を建国した朱元璋(しゅげんしょう/zhū yuán zhāng)が原型。↓

 

梁山泊諸製造事務管理長 16名>

"圣手书生" 蕭讓(しょうじょう/xiāo ràng):あらゆる書体を模倣できる書道家。筆の持ち方が書道的ではないが、どうしても上手く生成出来なかった。↓

 

"铁面孔目" 裴宣(はいせん/péi xuān):京兆府人、飲馬川の山賊頭領のひとり。優秀な役人であったが落草した人物。事務処理の能力に長けている。↓

 

"神算子" 蔣敬(しょうけい/jiǎng jìng):黄門山の山賊頭領のひとり。数学の天才で、瞬間的な計算能力を持つ稀有な技能者。↓

 

"玉幡竿" 孟康(もうこう/mèng kāng):大小軍船製造工作管理を担当。飲馬川の山賊勢力のひとり。船大工として突出した才能を持つ匠。↓

 

"玉臂匠" 金大堅(きんだいけん/jīn dà jiān):一切兵符印章製造管理を担当。蕭讓(しょうじょう/xiāo ràng)と知り合い。印章を完璧に模倣できる。↓

 

"通臂猿" 侯健(こうけん/hóu jiàn):一切旗衣服製造管理を担当。裁縫師として比類のない腕を持ち、主に軍旗や軍服の製造を担当した。↓

 

"紫髯伯" 皇甫端(こうほたん/huáng fǔ duān):馬飼いの優れた力量を持つ獣医。安道全とは異なり、彼は出世に対する野心があったような気がする。↓

 

"神医" 安道全(あんどうぜん/ān dào quán):天才的な医師。どうしても現代風の青年として生成される。案外しっくり来たので、それでヨシとした。↓

 

"金钱豹子" 湯隆(とうりゅう/tāng lóng):腕利きの鍛冶職人。梁山泊の英傑たちの激戦は、彼の鋭利な武器と強靭な防具があってこそ。↓

 

"轰天雷" 凌振(りょうしん/líng zhèn):中華世界の歴史小説では稀有な火器(火砲/大砲)の開発者であり使い手。筋肉隆々のイメージを反映した。↓

 

"青眼虎" 李雲(りうん/lǐ yún):もとは沂水県の都頭(武官)。原作の描写「青い目」を反映。番人(外国人)であるという改修を行っている。↓

 

"操刀鬼" 曹正(そうせい/cáo zhèng):牛馬豚家畜専門管理。苦境に陥るも婿入りをしてコツコツ働き酒店の店主になった、素朴で生真面目な男だ。↓

 

"铁扇子" 宋清(そうしん/sòng qīng):宋江の弟。宋江孔子(社会を替える)のようで、宋清は老子(自然に還る)のようだと私は感じる。↓

 

"笑面虎" 朱富(しゅふ/zhū fù):朱貴(しゅき/zhū guì)の弟。酒店の経営者で、どのような人物にも笑顔で軽くいなしてしまう"柔"の才能の持ち主。↓

 

"九尾龟" 陶宗旺(とうそうおう/táo zōng wàng):梁山泊勢力の百八人の英傑の中で唯一の純粋な農民出身者。農具で勇猛に戦う農民の英雄。↓

 

"险道神" 郁保四(いくほうし/yù bǎo sì):青州の山賊で、非常に規模の大きな馬泥棒を行なった機敏な人物。私は彼が王定六と仲が良いと改修した。↓

 

※画像:DALL-Eなど

 

作品紹介

 

著作紹介("佑中字"名義作品)
呑気好亭 華南夢録

呑気好亭 華南夢録

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